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お正月休みに箱根のポーラ美術館へ行って来ました!!
企画展「紙片の宇宙…シャガール、マティス、ミロ、ダリの挿絵本」ということで、20世紀の半ばにかけて隆盛した巨匠たちの版画による挿絵本展覧会です。
ドガ、ロートレックにみられる芸術家の挿絵本の始まりから、フジタ、ローランサンなどエコール・ド・パリの画家たち、ピカソ、ブラックなど17人の作家の作品が展示されていました。
とくに私が大好きなシャガール「ダフニスとクロエ」は何よりも色合いがきれいで本のなかでどこまでも夢が広がるような素晴らしい作品でした。自由気ままにざっくりと描いたような感じのシャガールですが、工房と協力し様々な技法を試したたそうで、エッチングから、木版、リトグラフなど、20もの版を重ねて作り上げたものもあって、出版社から依頼を受けてから10年以上もかかった作品もあるんですって!!
びっくりです( ゚Д゚)
画家の制作への情熱を知ると絵画作品の見方も変わって来ますね~
・・・鑑賞時間3時間かけてたっぷり堪能。
以前に観たことがある常設展示の方もゆっくりと観てしまいました。
ポーラ美術館は仙石原の森の中にあり、普段なかなか行けないところですが、所蔵絵画もすごく多くて海外の印象派好きの方には特におススメな美術館です(^^♪)
更新日時 : 2015年01月11日 | この記事へのリンク :