山梨県賃貸情報ブログ・スタッフブログ
こんばんは☆今日はひな祭りですね(*^_^*)♪
お雛様と一緒にごちそうを食べる日ですw
春を無事に迎えられたことを喜び、“これからも皆が元気で過ごせますように”と願うひな祭り。
この日を彩る食べ物の数々には、さまざまな願いが込められているんですって(^^)
古代中国の上巳節で食べていた母子草(ははこぐさ)のお餅が日本でよもぎ餅となり、江戸時代に白い餅、明治時代に赤い餅が加わって、3色に。下から緑・白・桃色の順番で、“雪の下には新芽が芽吹き、桃の花が咲いている”春の情景を表現。色にもそれぞれ意味があります。
〈それぞれの色の意味〉
桃色=「魔除け」。解毒作用のある赤いくちなしが原料。
白=「清浄・純潔」。血圧を下げるひしの実。
緑=「健康・新緑の生命力」。強い香りで厄除け効果があるよもぎ。
その昔、女の子たちがひな人形を持って野山や海辺へ出かけ、おひなさまに春の景色を見せてあげる「ひなの国見せ」という風習がありました。
このときに春のごちそうと一緒にひなあられを持って行ったのが始まりで、菱餅を砕いて作ったという説もあります。一般的には菱餅と同じく桃色、白、緑に彩られますが、黄色を加えて華やかにすることもあります。
もともとは、桃が百歳を表す「百歳(ももとせ)」に通じることから、桃の花を清酒にひたした 「桃花酒(とうかしゅ)」が飲まれていましたが、江戸時代から、蒸したもち米や米麹にみりんや焼酎を混ぜてつくる「白酒」が定着しました。
もうひとつの定番が「甘酒」。これには2種あり、酒粕を使ったアルコールを含むものと、ご飯に米麹を混ぜて一昼夜ねかせて作るアルコール度数1%未満のもの(別名「一夜酒(ひとよざけ)」)があります。私たちが子供の頃に飲んだのは後者です。
3月は磯遊びの季節なので、ひな祭りには海の幸を供えました。なかでも貝類は一番旬の時期で、特にはまぐりは2枚の貝がぴったりと合い、他の貝殻とは絶対に合わないことから、女の子の「貞操」を象徴。また、何事にも相性の良い結婚相手と結ばれて、仲睦まじく過ごせる「夫婦和合」の願いも込められています。盛りつけるときに、開いた貝の両側にそれぞれ身をのせ(1つの貝に2つ分の身がのる)、将来の幸せを祈っていただきましょう。
ちらし寿司そのものにひな祭りのいわれはありませんが、えび(長生き)、れんこん(見通しがきく)、豆(健康でまめに働ける)など縁起のいい具が、祝いの席にふさわしく、三つ葉、卵、人参などの華やかな彩りが食卓に春を呼んでくれるため、ひな祭りの定番メニューとなったようです。
ひな祭りのごちそうには色んな意味や願いが込められているんですね。
私の家ではもうお雛様は飾りませんが、せめてお料理だけでも頑張って作ってみようかなと思います(^^)
更新日時 : 2015年03月03日 | この記事へのリンク :